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人の想いを繋ぐ靴 Atelier KUBUKA~アトリエクブカ~【川越.TV公式】

【Atelier KUBUKA】
 観光客が集う蔵造りの町並みの一角にAtelier KUBUKAはある。
 アトリエクブカでは靴、鞄の修理、製造を簡単なオーダーからフルオーダーまでお客様と相談しながら手作業で行う。
 作業終了後、最後に必ずその場でお客様に履いてもらい、納得して頂くことで商品が完成する。
ここでは製造と修理を専門とした二人の職人が店を運営している。今回は修理を担当する篠田 俊樹さんにお話を伺った。

篠田さんは服飾関係の専門学校卒業後、鞄修理の会社へ就職。その後、靴製品の奥ゆかさに魅力を感じ、靴の修理業界で修行。独立して今の店を開業することになる。
専門学校ではファッションを専攻していたが、布製品とは違った革製品の魅力に惹かれ、革製品の職人を志すようになった。
お客様からオーダーを受け、完成するまでは2ヶ月〜半年ほどかかるという。
それほど靴に思いを込めて専念できる集中力があるのも職人技と言えるだろう。
客層としては20〜40代後半の男女が多く、他の店で修理を断られ、最終的にこの店に辿り着く人が多いそうだ。
修理をする場所は人それぞれ。だからこそ臨機応変に対応でき、要望に応えられるオーダーができるのもAtelier KUBUKAの強みなのかもしれない。